|
2010年 << 1月 2月 3月 >> |
||||||
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | ||||||
いやぁ、やっと復活できました。
私は地方の出身で、前回までの記事も地方からの投稿だったのですが、昨年11月に突然東京への転勤が決まりまして、今の今まで私なりにてんやわんやの日々を過ごしておりました。
ようやく仕事も私生活も落ち着き、昨日はれてネットへの接続も復活しました。
ということで、別にネタがなくなったとか、書くのがめんどくさくなったとかで中断してたわけではありません。また今日から、続けていきたいと思ってますので是非立ち寄ってみてください。
さて、復活第1回目は、やはり業界大手の○イ○ルの話ですかねぇ…。
もう私の会社もそれはそれは大変な衝撃でしたよ。
多少の社内通達もあったのですが、ニュースを見てても、その位どの金融会社でもやってるよっていうのもたくさんありました。
特別気にすることもなく、普段通りの仕事をやっていましたが…、
やはりお客様は我々以上に敏感に反応していましたね。
ちょっとでも強く督促しようものなら、「あんたニュースみてないのかい?」のオンパレード。
最近、というよりも上京して思うのですが、首都圏は借りてやってる感がもの凄く強く、知識を得ている方が多いので、非常にやりづらいですね。私自身も督促のスタイルを変え、感情的になることは一切なくなりました。
○イ○ルの件は、いわゆる業界に対する”見せしめ”的なところもあったのですが、いずれにしても我々業界に対するデメリットは大きく、社員間でも、
「あ〜あ、○イ○ルのおかげで、真面目にやってる所が迷惑してるよ。」
という人事のような非難の声も多くあがりました。
しかし、その日2チャンネルを見てみると、”次に業務停止をさせられる金融会社は?”というスレが立ち上がっており、私の会社は、
堂々最有力!!
人事ではなく、職がなくなる日もちかいなぁと実感している今日この頃です…。
前回、サラ金って嫌な職業だなぁという事を書きましたが、今日はその第2弾です。
私は今だからこそこの仕事にも慣れ、このようにブログにも自分の体験記めいたことを綴れるようになりましたが、初めの頃は様々な葛藤がありました。
親にも勤めることを反対され、例えば私がこの先子供を授かり大きくなった時に、子供に自分のやっている仕事を堂々と自信をもって語れるのであろうか?など、色んな思いがあったのです。
そんな時、とある延滞中のお客様宅へ訪問に行くことになりました。
そのお宅の借りている男性は、3人の娘をもち、まさに絵に描いたようなアットホームなご家庭。
さらに、いかにも気の弱そうなもやしのような方で、それでも家族の為に一生懸命頑張っていますよという雰囲気は十分に伝わってくるお客様でした。
しかし、借りたものは返さないといけません。
私自身、勤めて間もない頃だったので、絶対に回収し、成績をあげようと血気盛んな時期だったのです。
さらに話している相手も、言いやすいもやしのような方…。
アットホームな家族も奥で心配そうに見つめていましたが、関係ありません。相手の言い訳も聞かず、一気に罵ります。
そんな中……。
ふいにお客様がゆらゆらと揺れだします。
そして、話していた玄関先で……、
ばたーーーーん!!!
と、いきなりもんどりうって倒れたのです。
おそらく軽い貧血だったのでしょうが、うった頭からは血がダラダラ…。
アットホームな家族も一気に奥から駆け出してきます。
そして、なみだなみだの大洪水。”救命病棟24時”を生で見ているかのような、そんな場面でした。
さらに、私をにらむ目……。殺人鬼かレイプ魔を見るような蔑んだ目……。
ほんと犯罪者になった気分で、すごすごとその場を後にし、家に帰っても気になって眠れません。
その時は、こんな人から恨まれるような仕事は嫌だぁと本気で落ち込み、さらに相手に対しても申し訳ない気持ちで一杯になり、サラ金なんて辞めたいなぁと心から思いました。
まぁしかし、慣れというのはこわいもので、今やサラ金にどっぷりつかり、一滴二滴の涙ぐらいでは何の同情もわきません。
教会にでも通おうかなぁ……。
10代の頃は全くなかったのですが、ここ最近知人の借入をよく目にします。
新規の顧客リストを見ていると、「あっ!こいつ小学校の時の同級生だ!」ということもしばしば…。
今回はそういったお話です。
別に知人が借りても、きちんと返して頂ければ何の問題もありません。しかし、そういう知人に限って延滞をします。
それでも今も連絡をとっており、話しやすい友人であれば、個人的に電話をして支払いを促すことも出来るのですが、やっかいなのが、幼い頃は家族ぐるみで付き合っていたが、成長するにつれ疎遠になっている友人の場合です。
つい最近、そういったお客様に遭遇しました。
そのお客様は小学校時代の同級生で、親兄弟とも顔見知り。しかし、中学生になり、友人のタイプも変わり、今では全く連絡もとっていないお客様。
延滞し連絡がとれず、家族の話ではほぼ家出状態で全く帰っていないとのこと。ついに訪問が必要だということになり、真っ先に行ってこいと命令された私…。
理由は地元で家が近いから、ということだけでした。
そんなわけで、いざ友人宅へ…。
友人宅は昔と変わっておらず、家を見るなり少年時代の懐かしい思い出が蘇ってきました。しかし、今はそんな余韻にひたってはおれません。
私は(さすがに母親も10年以上前のことだし、自分も成長して顔も変わっているから覚えていないだろう)と、かる〜い気持ちで訪問。よく寄り道をした家を訪ねます。
ピンポ〜ン…。
「は〜い」と、出迎えたのは懐かしい友人の母親。
「あ、すいません。○○さんの事で、ちょっとお伺いしたいんですが…。」と、顔を合わせた瞬間…。
「あら、○○君久しぶり〜」
……ばればれじゃん。と思いつつも、仕事は仕事。気を取り直し、いざ本題へ…。
「ご無沙汰してます。今日お伺いしたのは、○○さんの件で…」
「あぁ、○○なら今東京にいっていないのよぉ。なになに?同窓会?懐かしいわねぇ。ちっとも変わってないわねぇ。」
「はぁ…。実はですね、○○さんのことで…」
「ちょっと、なによぉ!○○さんだなんて…。昔はよくあだ名で呼び合っていたじゃない!?また遊びにきてよぉ。正月には帰ってくると思うから。」
「いえ、実は今日はですね…」
「も〜う。改まってどうしたの?おばちゃんにとっては、あなたも子供みたいなものなんだから、そんなかしこまんなくていいのよぉ。ちょっとお茶でも飲んでいきなさいよ!」
「いや、おばさん。違うんですよ。今日は大事な話が…」
「いいから、あがってお茶でも飲んでいきなさい。懐かしいわぁ。今何の仕事してるの?なんかの営業?」
「いや、サラ金です。」
「…………」
「取立てやってます。」
「…………」
その後、びみょ〜な空気が二人の間には流れ、それまでは気さくだった友人の母親も、私に対し敬語で話し出す始末。
この時ばかりは私も、サラ金っていやな職業だなぁと改めて実感した1日でした。
世の中には、色んな詐欺が存在します。
私の会社でも、”借りたのはいいが紹介屋に借入額の半分を手数料でとられた”とか、”○○金融という私の会社の名前でダイレクトメールが届いたが、いざ電話をし、契約をしたら全く別会社だった”等、お客様の被害は後を絶ちません。
我々も騙されます。
最も多い詐欺のパターンとして、”名前の読み方詐欺”があります。
これは有名ですが、例えば「山田和美」という名前の人がいて、本名は「やまだかずみ」なのに「やまだかずよし」と偽り、申込を行うわけです。
最も有名で、我々も気をつけてはいるのですが、騙される時は騙されます。
我々が騙される分はまだいいのですが、お客様が騙されたとなると話は深刻です。
ひどいお客様は、目も当てられないような騙され方をされている方もいらっしゃいます。
経験上、騙されるお客様に多く見られる特徴として、まだ借入件数もそこまでなく、金融知識が乏しい男性の方が多いです。
しかし、いくら詐欺にあったとしても、借りた金は借りた金。
多少の愚痴はお聞きしますが、最終的には「ちゃんと払って下さいね」と言って終了です。
貸した側としても、普通に貸して取り立てるのと、詐欺にあった方を取り立てるのとでは、労力が違います。
”チャンスを逃さない”という事も大切ですが、”むしのいい話は存在しない”という事を常に冷静に判断し、少しでも詐欺の被害が減少してくれればと思います。
ご無沙汰しておりました。プライベートでのごたごたで、一時中断していました。
ということで、今日からまた頑張ります。
突然ですが、皆さん”ブラックリスト”って聞いたことありますか?
延滞や法的手続きをすれば、全国の金融機関にそれがわかってしまう、我々サラ金業者には必須の調査方法です。
一度それに情報がのれば、一定の期間はまともな金融機関からの借金ができません。
多少の延滞期間であれば、”ブラックリスト”に情報がのることはありませんが、私の会社では”ブラックリスト”への登録は、私の指1本で出来るわけです。
つまり、コンピューターでちょっとボタンを押せば、その人の人生が変わります。
もちろん、延滞も法的手続きも行っていないのに、不正に登録するということは出来ませんが、手っ取り早くのせる方法があります。
訴訟を行うのです。
私自身は、延滞されたお客様と話していて、どんなに頭にきても、やはり人生を変えてしまう”ブラックリスト”にのせるのは躊躇いがあります。
一度忠告し、それでも払わなければ止むを得ず訴訟を行い、”ブラックリスト”への登録を行います。
その瞬間からその人は、たとえ借金が私の会社だけで金額が少なくとも、普通の貸金業者からは一定期間お金が借りれません。
私の会社は、基本的に訴訟の判断は社員の一存で決定します。
つまり、延滞し”サラ金上等”な態度で、気が短く嫌な性格の社員に接すれば、即行で”ブラックリスト”の仲間入りをするわけです。
私の会社にも、そんないや〜な性格の社員がかつていました。
少しでもお客様がたてつこうものなら、1時間後には訴訟決定です。
しかし、そんなわからずやの社員は、1年後にはヤクザににらまれ、退職を余儀なくされましたが、実際に簡単に人の人生を変えてしまうようなサラ金社員も存在します。
事情があり延滞しても、連絡をきちんと行い、それなりに筋の通った言い訳をするよう勧めます。
そのまま放っておくと、大変なことになりますよ…。